いよいよ本格的な夏が到来! 今年の夏は、横浜市内の各地でさまざまなイベントが開かれる予定です。
今回は、これから開かれる花火大会と、その穴場スポットをご紹介します。ここ数年、コロナ禍の影響で夏を満喫できないことが続いていましたが、今年の夏こそ、イベントをたっぷり楽しみましょう!
みなとみらいスマートフェスティバル2023
神奈川新聞社をはじめ地元企業が中心となって2018年から開かれている、「みなとみらいスマートフェスティバル」。今年は、7月31日(月)18:00〜20:00に開催されます。
このイベントで楽しめるのは、花火だけではありません。18:00〜19:00に「大道芸パフォーマンス」、19:00〜19:20に「横浜都筑太鼓」のパフォーマンスがそれぞれ披露され、19:30から、音と花火で夜を彩る「スカイシンフォニーinヨコハマ presented byコロワイド」が見られます。
スカイシンフォニーでは、25分間で約20,000発もの花火が打ち上げられるそうです。これは首都圏最大級とのことで、ワクワク感が高まりますね。
座ってゆっくり花火鑑賞したいなら、有料席がベスト
みなとみらいスマートフェスティバルは、たくさんの有料席が設けられています。みなとみらい21地区臨港パーク・耐震バース・横浜ハンマーヘッド9号岸壁・カップヌードルミュージアムパークの4か所が有料席のエリアです。
混雑を気にせず、家族や友達とゆっくりイベントを楽しみたい人は、ぜひ有料席のチケットを購入してはいかがでしょうか。花火も打ち上げ場所の間近で見られるので、迫力満点です。有料チケットは、3,500円(税込)から用意されています。
港の見える丘公園
無料で気軽に花火を鑑賞したい場合は、会場の周辺にある公園などのスポットが狙い目です。
みなとみらい線元町・中華街駅が最寄駅となる港の見える丘公園は、みなとみらいエリアが一望できる高台にあるので、花火も見やすいスポットです。日が落ちる前に公園に行けば、公園内にある草花や、横浜開港時代の遺構を見て過ごすこともできます。
当日の日中、時間に余裕がある人は、公園を散策してから花火と夜景を楽しんで1日を終えるという楽しみ方もできますね。
象の鼻パーク
赤レンガ倉庫と山下公園の間の場所にある象の鼻パークも、穴場スポットのひとつです。みなとみらい線日本大通り駅が最寄駅となります。
芝生のエリアもあり、全体的に広々としたつくりのスポットなので、有料エリアからは少し離れるもののゆっくり鑑賞できそうです。
ただし、すべり台などの遊具はないので、お子様と一緒に行く時には、飽きないようにおもちゃなどを持参するといいかもしれません。
大黒大橋
最後にご紹介する穴場スポットは、大黒大橋。みなとみらいスマートフェスティバルの会場から対岸にあたる場所にあります。
車で付近まで行き、橋を歩きながら花火鑑賞ができます。もしくは、ドライブしながら花火を楽しむのもよさそうです。
夜景好きの人には有名なスポットですが、工場エリアのため、周辺にはレストランなどはありませんのでご注意ください。
みなとみらいスマートフェスティバル2023
- 開 催 日: 2023年7月31日(月)
- 開催時間: 18:00〜20:00
- 会 場: 臨港パーク、耐震バース、横浜ハンマーヘッド9号岸壁、カップヌードルミュージアムパーク(いずれも有料会場)
第49回金沢まつり花火大会
金沢区にある海の公園で開かれる、金沢まつり花火大会。今年は8月26日(土)19:00〜20:00に開催され、3,500発の花火が打ち上げられる予定です。
海の公園は、金沢シーサイドライン海の公園南口駅、または海の公園柴口駅から歩いてすぐの場所にあります。
金沢まつり花火大会は有料席がないため、会場となる海の公園は混雑が予想されます。車やバイク、自転車での来場も禁止されています。そこで、ゆっくり花火を楽しみたい人は、周辺エリアの穴場スポットに足を運んでみるのはいかがでしょうか。
野鳥公園
会場となる海の公園の南側にある、野鳥公園。展望台があるほか、バーベキュー場やキャンプ、野球場まである広大なスポットです。大人数で花火鑑賞を楽しみたい人におすすめの場所です。
ただし、金沢まつり花火大会の当日は、18:30以降に周辺の交通規制がかかり、野鳥公園へ行くための夕照橋も通れなくなります。そのため、規制がかかる時間の前に行くようにしてくださいね。
なぎさ広場
海の公園内にあり、天然芝の多目的グラウンド、ストリートバスケットなどができる多目的スペース、水遊び場があるのがなぎさ広場です。
花火大会では、多くの人が砂浜の方へ向かうため、少し離れたエリアであるなぎさ広場は穴場スポットです。洋服や浴衣を汚したくないなど、砂浜ではない場所で鑑賞したい人にもおすすめです。
まつかぜ公園
海の公園から、金沢シーサイドラインを挟んだ向かい側にあるまつかぜ公園からも、花火が見られます。公園内には遊具があるので、お子様も花火が始まるまでの時間を飽きずに過ごせそうです。
公園の名前の通り、松の木が多くあるので、花火が木に隠れずに見られる場所を確保してくださいね。
花火大会は、メイン会場はどうしても混雑しますが、少し離れた場所の穴場スポットに行ってみると、意外とゆっくり鑑賞できると思います。今回ご紹介した情報を参考にしていただき、夏の思い出をたくさんつくってくださいね。
第49回金沢まつり花火大会
- 開 催 日: 2023年8月26日(土)
- 開催時間: 19:00〜20:00
- 会 場: 海の公園
ライター名 御代 貴子
プロフィール 横浜に何かと縁があるフリーライター。幼少期の夏休みは横浜の親戚の家で過ごし、大学生活も横浜で送る。現在も神奈川県在住。東北の港町で育ったせいか、海辺の街並みが好き。趣味は飲酒しながらの料理。