『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめとする数々の名作を世に生み出した漫画家・水木しげる先生の生誕100周年を記念したイベントが、MARK IS みなとみらいで開催中です。
子どもの頃に水木作品に親しんだ人も、大人になってから触れた人も、たっぷり楽しめるイベントです。今回は、その見どころをご紹介します。
妖怪たちがみなとみらいへやって来た!
水木しげる先生の生誕100周年を記念して、MARK IS みなとみらいで開催中のイベントは、「鬼太郎商店 in MARK IS みなとみらい」。その名の通り、『ゲゲゲの鬼太郎』を初めとする水木作品に登場するキャラクターのパネルやフィギュア、ジオラマがずらりと並び、来場者の皆さんをお出迎えします。
イベントエリアには「鬼太郎の家」や「妖怪ポスト」など、鬼太郎ファンにはたまらない展示物がたくさん! 「水木しげる先生 生誕100年のあゆみパネル」では、水木作品の歴史を振り返りながら、水木しげる先生が世に伝えたかったことを感じることができそうです。
来場の思い出として、記念撮影ができるフォトスポットもあります。妖怪の世界に少しお邪魔して、「鬼太郎」や「ねずみ男」、「目玉おやじ」といった有名キャラクターたちと一緒に写真をパチリ。家族や友達に自慢できる1枚が撮影できます。
イベントでは、たくさんのグッズも販売されています。『ゲゲゲの鬼太郎』など個性豊かなキャラクターグッズを250種類も取り揃えています。「ぬりかべパスケース」(1,430円)や「妖怪貯金箱」(1,320円)など、商品名を聞いただけで欲しくなりそうなものばかり! その他にも、バッグやマグカップ、スリッパなど、毎日の生活がちょっぴり楽しくなりそうなグッズが多く並びます。
MARK IS みなとみらい5Fイベントスペースで行われている「鬼太郎商店 in MARK IS みなとみらい」の開催期間は、2月5日(日)まで。開催時間は、平日13:00〜18:00、土日は11:00〜20:00となっています。
MARK IS みなとみらいは、みなとみらい線みなとみらい駅直結、もしくはJR根岸線・横浜市営地下鉄桜木町駅から徒歩8分です。車でお越しになる際は、地下駐車場を利用できます。
このイベントで鬼太郎の世界を楽しんでから、MARK IS みなとみらいの他のフロアでお買い物や食事をするのもよさそうですね。ぜひ足を運んで見てください。
水木しげる先生とは
日本を代表する漫画家として、数々の名作を世に遺した水木しげる先生は、1922年に生まれ、鳥取県で育ちました。太平洋戦争での出征時に爆撃を受け、左腕を失います。復員後は紙芝居作家となり、その後、漫画家としての活動が始まりました。大ヒット作『ゲゲゲの鬼太郎』や『日本妖怪大全』など多くの作品を手がけました。
日本人なら誰もが知る『ゲゲゲの鬼太郎』は、英語やタイ語、イタリア語、フランス語、韓国語、スペイン語などでも出版されており、今では世界中にいる多くの人が、愉快な妖怪たちの世界を楽しんでいます。
1991年には紫綬褒章、2003年に旭日小綬章を受章し、2010年には文部科学大臣より文化功労者に選ばれました。その後、2015年に93歳で逝去されました。
水木先生がこの世を去った後も、水木プロダクションによって「ゲゲゲ通信」というWebサイトが運営されており、グッズやイベントのお知らせを随時更新しています。
この「鬼太郎商店 in MARK IS みなとみらい」で鬼太郎の世界に触れて、興味がふくらんだ人は、鳥取県にある「水木しげる記念館」へ旅行もしてみてはいかがでしょうか。きっと、さらに楽しい妖怪の世界が待っていることでしょう!
【イベント情報】
鬼太郎商店 in MARK IS みなとみらい
開催日: 2023年1月21日(土)?2月5日(日)
開催時間: 平日13:00?18:00、土日11:00?20:00
場所: マークイズみなとみらい 5Fイベントスペース
入場料: 無料
特設サイト: https://www.mec-markis.jp/mm/campaign/kt526.html
ライター名 御代 貴子
プロフィール 横浜に何かと縁があるフリーライター。幼少期の夏休みは横浜の親戚の家で過ごし、大学生活も横浜で送る。現在も神奈川県在住。東北の港町で育ったせいか、海辺の街並みが好き。趣味は飲酒しながらの料理。