一日中楽しめる!遊んで学んで旅をする「よこはま動物園ズーラシア」

(出典:photo AC

横浜市旭区にあり、広大な敷地面積を誇る、よこはま動物園ズーラシア。自然豊かで植物も豊富な園内では、ゾウやキリン、ライオンなど人気の動物の他、絶滅危惧種のオカピなども見ることができます。また、動物たちとのふれあいやバードショーも楽しむことができる、人気の動物園です。

生命の共生・自然との調和を体感できる動物園

よこはま動物園ズーラシアは「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げ、平成11年(1999年)4月に横浜動物の森公園の中に第1次開園しました。

その後も順次エリアを拡大し、現在の園内では、全展示を歩けば4.5km!広い園内では、動物たちのイキイキとした姿が観察できます。

「ズーラシア」という愛称は、動物園(ZOO)と広大な自然をイメージしたユーラシア(EURASIA)の造語で、平成8年(1996年)秋に市民公募によって選ばれました。

動物の展示だけでなく、絶滅寸前の希少種の野生復帰や、研究にも積極的に取り組んでおり、貴重な動物たちの暮らしを見ることができます。

園内のエリア・動物の紹介

園内には8つのエリアがあり、園内を回りながら世界を旅する気分を味わえますよ。

アフリカのサバンナエリア

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

ズーラシアの目玉エリアでもあるアフリカのサバンナエリアは、2015年に全面オープンした新しいエリアです。肉食動物・草食動物の混合展示で大丈夫?!と心配になりますが、自分より大きな動物は襲わないというチーターの習性を活かした展示がされています。

アフリカの熱帯雨林のエリア

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP
(出典:photo AC

アフリカの熱帯雨林エリアでは、「森のキリン」と言われるオカピを見ることができます。ズーラシアでは、日本で初めてオカピを繁殖・展示が行われ、一躍有名になりました。絶滅危惧種のオカピは全国的にも珍しい動物なので、必見の価値あり。

また、探検隊のキャンプ跡やチンパンジーの自然保護区域を再現した「チンパンジーの森」などもあり、探検隊の気分が味わえます。

アマゾンの密林

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

今でも毎年新種が続々発見されるというアマゾン川周辺地域。「密林」という響きにワクワクします。

ジャングル内を駆け回るヤブイヌや、南米大陸唯一のクマであるメガネグマなど、長い歴史の中で進化した動物の暮らしを見ることができます。

オセアニアの草原

(出典:photo AC

乾季と雨季を繰り返し、独特の景観であるオセアニアの草原。大きな岩場や生命力の強いユーカリがシンボルです。エミューやカンガルーなど、のんびりゆったりと、マイペースに過ごす動物たちに癒されます。

中央アジアの高地

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

世界的にも珍しい動物たちが多く生息する地域です。日本ではズーラシアでしか飼育されていないチベットモンキーの他、ドールやテングザルなどに出会えます。

亜寒帯の森

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

針葉樹林が続くエリアに、山岳地帯や夏の北極を再現した展示がされています。
なかなか目にすることがない、急な岩場を移動するゴールデンターキンや、ガラス越しのホッキョクグマの泳ぎなど、動物たちの野生の姿をそのままに感じることができます。

アジアの熱帯林

多様な生き物の宝庫と言われる熱帯雨林。生い茂る緑の中から、突き抜けるようにのびる木々の様子が再現されています。

インドゾウやボルネオオランウータン、スマトラトラなどの希少種の動物たちの姿が見られます。

日本の山里

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP
(出典:photo AC

私たちが暮らす日本に暮らす生物も多種多様です。古くから日本人に親しまれてきたホンドタヌキ、ニホンザルや、日本固有種であるツシマヤマネコが暮らしています。日本の動物は、意外とじっくり見る機会も少ないのでは?ぜひゆっくりと観察してみてくださいね!

子どもたちに大人気!体験エリア

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

「ぱかぱか広場」では、ポニーへの餌やりや乗馬体験ができます。ほかにも、モルモットやパンダマウスとのふれあいができ、小さなお子さまに大人気!

また、四季折々の草花や野鳥を観察できる「自然体験林」もあり、自然を感じながらのんびりすごすのもオススメです。

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

アフリカのサバンナエリアではバードショーも行われており、さまざまな鳥の魅力に出会えます。普段は見ることができない、もうきん類の鳥たちや、かわいらしいそのほかインコたちが頭上を飛び交う姿は迫力満点です。大人も子どもワクワクすること間違いなし!必見のイベントです。

そのほか「みんなのはらっぱ」や「ころころ広場」、「ころころロッジ」には遊具もあるので、動物たちを観察したあとは思いっきり体を動かして一日中遊べます。子どもたちが遊んでいる間に、大人は少し休憩したいところですよね!

ズーラシアがより楽しくなる貸し出しアイテムも

ズーラシアでは、動物達をより身近に感じ、観察できるように「双眼鏡」のレンタルができます。少し離れた場所にいる動物達を探したり、鳥類などの鮮やかで美しい羽の色もじっくり観察できるので、ぜひレンタルしてみてくださいね!

また、園内はとても広いので、小さなお子さま連れにはベビーカーは必須。こちらもレンタルがあるので、無理なく楽しむためにもぜひご利用をオススメします。

レストラン紹介

園内には4つの飲食店がありメニューも充実しているため、食事や休憩も快適に楽しめます。

オージーヒル グリルレストラン(オセアニアの草原ゾーン)

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

店内には約200席がある広々としたレストランです。横浜のブランド豚肉「はまぽーく」を使用した、人気の「はまぽーく生姜焼きセット」など、ボリューム満点のメニューが豊富で親子で大満足できます。

サバンナテラス(アフリカのサバンナゾーン)

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

サバンナゾーンの草原エリアを一望できる絶好のロケーション。半地下型の建物には、屋上緑化や天窓から差し込む自然光など、環境に配慮されたデザインが施されていて、気持ちが良いです。

テラス内には世界10大美食に選ばれたアフリカ料理「ムアンバライス」や東アフリカの代表的料理「ムシカキ(牛串)」などが販売されていて、お食事を通してアフリカの雰囲気を感じられそうです。

フレッシュネスバーガー ジャングルカフェ店(アジアの熱帯林ゾーン)

(出典:よこはま動物園ズーラシアHP

フレッシュネスバーガーといえば、食材にこだわる日本生まれのハンバーガー。こちらの店舗では、ズーラシア限定で販売されているメニューがあります。他にも種類豊富なサイドメニューに親子で満足できること間違いなし。「ジャングルカフェ店」という店名も、熱帯林らしくていいですよね!

見て、触れて、体験して!大満足間違いなしの「よこはま動物園ズーラシア」

さまざまな生き物とのふれあいが魅力的なよこはま動物園ズーラシア。

とにかく広いので、まずは園内マップを見て、予定を立ててからまわるとスムーズかつ有意義に過ごせそうです。夏には夜の動物園が開催されたりと、季節のイベントも楽しみのひとつ。遊具もあり一日中遊べるので、ぜひご家族やお友達と行ってみてくださいね!

【スポット情報】

  • 住所: 〒241-0001 神奈川県横浜市旭区 上白根町1175−1
  • 電話: 045-959-1000
  • 入場料:大人 800円、中人 ・高校生300円、小・中学生 200円
    ※未就学児 無料
  • 開園時間: 9:30~16:30(入園は16:00まで)
  • 定休日:毎週火曜日(祝日の場合は開園し、翌日休園)、12/29~1/1
    ※臨時開園あり(イベントカレンダーでご確認ください)
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