ビール好き必見！ブルワリーの聖地・横浜で造られる地ビールの魅力を紹介

横浜市は、ブルワリー（醸造所）が10件も集まる街であることをご存知ですか？　神奈川県内には34件のブルワリーがあり、そのうちの3分の1弱が横浜市内に集中しているのです（2023年9月時点：国税庁ホームページより）。

そんなブルワリーの聖地・横浜で味わえる地ビールをご紹介します！

横浜ビール

たくさんの種類の地ビールを造っているのが、横浜ビールです。瓶づめされたレギュラービールだけでも、ピルスナー、ヴァイツェン、アルトなど何種類もあります。

そして、そのどれもがジャパン・グレートビア・アワーズやインターナショナル・ビアカップ（国際ビール大賞）、アジアビアカップといったコンテストで何度も受賞しているのです。

横浜ビールでは、缶ビールや地元産の果物を使ったフレーバービールも醸造しています。「綱島桃エール」や「横浜舞岡　苺ウィート」など、横浜にゆかりのある人なら聞いたことのある地名がついたクラフトビールがずらり。横浜に根ざしたビールであることを感じられますね。

できたての横浜ビールが飲めるレストラン「横浜ビール 驛（うまや）の食卓」もあります。JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン桜木町駅、みなとみらい線馬車道駅からそれぞれ徒歩5分の場所にあります。

気軽にフレッシュな横浜ビールを楽しみたいなら、同じ建物の1階にある「Yokohama Beer Stand（ヨコハマ ビア スタンド）」へ。仕事や買い物の帰りに、ふらりと立ち寄れるお店です。

また、神奈川県内を中心に、百貨店やスーパーでもお買い求めいただけます。横浜を代表するブルワリーのビール、ぜひ一度味わってみてください。

横浜ベイブルーイング

2012年からビールの醸造をはじめ、新しい地ビールを生み出し続けているのが、横浜ベイブルーイングです。

代表的な「ベイピルスナー」、「ベイヴァイス」のほか、2023年9月には「ダブルラッシュゆずIPA」など新しいビールも発売。世界一のピルスナーになり、横浜をクラフトビアシティにすることを目指して、進化し続けています。

横浜の地ビール界を盛り上げている横浜ベイブルーイングも、関内と戸塚にある直営店でフレッシュなビールを楽しめます。

戸塚工場ではボトルの直売にも対応しているとのこと。近くに立ち寄った際には、ぜひ利用してみてくださいね。

TDM 1874 BREWERY

JR横浜線十日市場駅から徒歩7分。マンションなどが立ち並ぶ住宅街にあるブルワリーが、TDM 1874 BREWERYです。

このブルワリーは名前にもある通り、1874（明治7）年に創業した老舗の酒屋である「坂口屋」の新規事業として生まれました。

2017年に醸造をスタートさせ、カラフルなデザインが目を惹くビールを多く造っています。

インターナショナル・ビアカップ（国際ビール大賞）などを受賞している定番商品の「IPA」や「PALE ALE」に加えて、季節ごとの限定ビールも種類がたくさんあり、いつも新しい楽しみを届けてくれるブルワリーです。

十日市場のお店では、タップから直接注がれる地ビールがおつまみとともに楽しめます。また、酒屋さんですので、日本酒やワインなどのお酒も豊富に揃っています。お酒好きな人にとってはワクワクが止まらないお店です。

横浜DeNAベイスターズ オリジナル醸造ビール

最後にご紹介するのは、横浜にあるプロ野球球団である横浜DeNAベイスターズのオリジナル醸造ビールです。

横浜スタジアムへ行ったことがある人の中には、球場内でこのビールを飲んだことがある人もいるのではないでしょうか。

このオリジナル醸造ビールは、「ベイスターズ・ラガー」、「ベイスターズ・エール」、「ベイスターズ・ホワイト」の3種類。選手やコーチなど、チームの関係者にもビールの好みをアンケートで聞いて開発したそうです。

浜風に吹かれて、オリジナルビールを飲みながらの野球観戦は気分爽快！

また、球場内に入らなくとも、横浜公園内の「BALLPARK BURGER &9」や、横浜スタジアム前にあるレストラン「CRAFT BEER DINING &9」でもこれらのビールを味わえます。

横浜では、多くのブルワリーが地ビールを造っています。買い物や観光だけでなく、ビールを味わい尽くすという横浜の楽しみ方もおすすめ。ぜひ何種類か飲んでみて、お気に入りを見つけてみてくださいね。