日本の開国は横浜で始まった。ペリー横浜上陸の歴史
ペリーがアメリカから黒船に乗って浦賀沖(横須賀市)に来航したことをきっかけに、日本では200年以上続いていた鎖国が終わり、開国しました。このできごとは、歴史の授業で習って覚えている人も多いのではないでしょうか。
軍艦は真っ黒に塗られていたため、ペリー一行が乗った船は「黒船」と呼ばれました。黒船は、1853年に浦賀沖に一度やって来ただけではありません。実はその翌年、横浜にも来航しているんです。
横浜がいまのような国際貿易港になったのは、この横浜へのペリー来航が大きく影響しています。そこで今回は、ペリーの横浜上陸の歴史を紐解いてみたいと思います。